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- 2020年6月19日 「新しい生活様式」における熱中症予防
新型コロナウイルス感染症防止の3つの基本である ①身体的距離の確保,②マスクの着用,③手洗いや、「3密(密集,密接,密閉)」を避ける等の「新しい生活様式」が求められています。
新潟大学における実験・実習や,今後の対面授業・課外活動を行う際にはマスクの着用が必要ですが,これからの暑さが厳しい時期に熱中症を予防するポイントは以下の通りです。
1.適宜マスクの着用をはずす:
暑い屋外で人との十分な距離(2m以上)が確保できる場合は,一時的に適宜マスクをはずしてもよいですが,対面で会話する際はマスクを着用してください。
2.室内の換気:
一時間に1回を目安に,室内の換気を十分に行います。
3.エアコンの設定温度:
マスクの着用は身体的負担になり,換気により室内温度が変動するので,エアコンの設定温度をこまめに調整します。
4.こまめな水分補給
のどが渇く前に水分補給を行い,1~1.5 L/日を目安にします。とくに大量に汗をかく場合には,塩分補給も忘れないでください。
5.熱中症リスクの予測:
熱中症が起きやすい環境を知る指標として「暑さ指数」が有用です。熱中症は気温だけではなく,湿度や日射・輻射も重要で,これらのよる「暑さ指数(℃表記)」は下記サイトで知ることができます。熱中症リスクが危険(赤)の予測日には,上記のポイントを徹底してください。環境省 熱中症予防情報サイト
(参考資料:環境省,厚生労働省 令和2年度の熱中症予防行動)